産業用インクジェットプリンターメーカーガイド~サンプリ~ » 産業用インクジェットプリンターの印字対象物について » アルミフィルムに印字したい

アルミフィルムに印字したい

アルミフィルムに印字を行う際に、産業用インクジェットプリンターに求められる機能や、フィルム袋に印字できるプリンター、産業用インクジェットプリンターを使用したアルミフィルムへの印字事例などを紹介します。アルミフィルムに印字できる産業用インクジェットプリンターをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

フィルム袋に印字できるプリンター

KGK JET CCS3100

KGK JET CCS3100は、防塵・防水を強化した、連続式産業用インクジェットプリンターです。着脱式のタッチパネルが採用されており、取り外して遠隔操作ができます。メンテナンスも画面でサポートしてくれるので、分かりやすいのが特徴です。

プリントヘッドにはフッ素ノズルが搭載されており、ノズル汚れがほとんどありません。そのため、安定した印字が可能です。インクは、染料インク・顔料インクに対応しています。ヘッドカバーにレンズが装着されており、カバーを開けずにインク滴の確認ができます。

紀州技研工業の製品
を詳しく見る

Gravis UXシリーズ【ツインノズルモデル】

Gravis UXシリーズ【ツインノズルモデル】は、ペットボトルや缶、鋼板、箱、建材など、さまざまな用途に使用される産業用インクジェットプリンターです。印字ヘッドには2つのノズルが搭載されているため、シングルノズルと比較すると2倍速での印字ができます。ノズルごとに言語やサイズの設定ができるので、製造の高速化を図れるでしょう。

入力は操作音付きのタッチパネルなので、操作性にも優れています。

日立産機システムの製品
を詳しく見る

リンクス 8900 PrinterNet

クラウド型のインクジェットプリンター「リンクス 8900 PrinterNet」は、クラウドに接続して、プリンターの状態をいつでもどこからでも確認できます。解消度は中程度、印字の大きさは13mmまで対応しています。印字対象物は、非浸透面で、28種類のインクに対応しています。

操作性にも優れており、画面上で簡単に操作できます。プリンターがインク・ソルベントの種類、使用期限、残量を自動認識するので、手を汚さずにワンタッチカートリッジ交換が可能です。

アルマークの製品
を詳しく見る

ライン速乾インクジェットプリンター

ライン速乾インクジェットプリンターは、金属・フィルム・プラスチック用の小型インクジェットプリンターです。吸水性のない素材専用に作られており、ロットや賞味期限、製造年月日などの印字に適しています。JANコードやQRコードの印字にも対応しています。インクを吸水素材用に変えれば、クラフト紙や段ボールにも印字可能です。

インクはカートリッジ式なので、溶剤を使用した洗浄は必要ありません。操作ができるリモコンが付属されており、複雑な印字画面の作成も手元で簡単に操作できます。

アルミフィルムの印字事例

レトルトパウチなどのアルミフィルムに賞味期限やロット番号などを印字する際には、これまで、接着力の強いMEK顔料インクが用いられてきました。けれども、このインクに関する複雑な管理業務や安全対策費用などを求める法律が定められたため、現場作業における負担のひとつとなっています。

アルミフィルムへの印字に適したインクジェットプリンターとして、たとえば、紀州技研工業の産業用インクジェットプリンター「KGK JET CCS3100」や、ブラザーインダストリアルプリンティングの製品である「ドミノAxシリーズ」があげられます。高速ラインでクオリティの高い印字が可能なプリンターです。

熱殺菌処理を行ってもアルミフィルムから剥離しない印字

アルミフィルム印字画像

※引用元:紀州技研工業公式サイト
(https://www.kishugiken.co.jp/ink_search_category/black/)

アルミフィルムへの印字には専用のインクジェットプリンターを選ぶ

アルミフィルムへの印字には、専用のインクジェットプリンターを選びましょう。アルミフィルム広い用途に使用されており、アルミフィルムの印字に対応している産業用インクジェットプリンターもいろいろな種類のものがあります。生産性に優れており、操作がわかりやすいものがおすすめです。

アルミフィルムへの印字に産業用インクジェットプリンターを導入するときは、いくつかの種類で比較して、条件を満たすものを選びましょう。

【印字事例】製品・素材別で
産業用インクジェットプリンターの事例まとめ


課題解決から選ぶ!
産業用インクジェットプリンター
3

大量生産する食品や日用品、工業用製品へ消費期限やロット番号、バーコードなどを印字する産業用インクジェットプリンター。
既に導入しているプリンターの老朽化で故障頻度が上がった、印字品質の向上が必要になった、生産ラインのスピードアップに対応しなければならないなど、企業に応じて課題は様々です。ここでは、解決したい課題に合わせて、おすすめの産業用インクジェットプリンターをご紹介します。

大規模工場
生産性アップなら

KGK JET CCS7000
(メーカー:紀州技研工業)

KGK JET CCS7000

引用元:紀州技研工業
https://www.kishugiken.co.jp/product/ccs/

生産性アップにつながる理由

  • 産業IOTで国際標準として推奨されるプロトコル「OPC UA」の採用で、幅広い機器との連携が可能。プリンターの稼働状況を監視し、生産スケジュールの最適化やボトルネックの解消につなげられる。
  • 停止状態からわずか24秒で印字再開できるので、生産ラインのダウンタイムを抑えることができる。また本体は防塵防水規格のIP66に標準対応しているので、過酷な環境下でも安定した運用が可能。

公式HPでスペックを確認してみる

導入事例から解決した
課題を確認する

定期的メンテナンス
コスト削減
なら

Gravis UX2-D160J
(メーカー:日立産機システム)

Gravis UX2-D160J

引用元:日立産機システム
https://www.hitachi-ies.co.jp/products/marking/ijp/

コスト削減につながる理由

  • マーキング工程でプリンターを使用する製造ラインでは、長期間の使用によるノズルの詰まりなどのトラブルも発生。日立産機システムのプリンターを選ぶことで、定期点検や機械診断の定額制保守契約でラインを止めない対策を取ることができる
  • プリンターの休止時にインク経路の詰まりを予防する機能があるため、定期的なインク噴出と循環運転をし、インク詰まりを低減してくれる。

公式HPでスペックを確認してみる

導入事例から解決した
課題を確認する

寒冷地域印字不良
頻度を減らすなら

ドミノAxシリーズ Ax150i
(メーカー:ブラザーインダストリアルプリンティング)

ドミノAxシリーズ Ax150i

引用元:ブラザーインダストリアルプリンティング
https://bipj.brother.co.jp/printer/printer-1004/

印刷不良を減らす理由

  • 気温が低下すると、インクが固くなりインクの濃度が上がる。それによってインク粒の大きさを手動で調整し印字不良をなくす作業が必要。しかし、プリントヘッドにヒーターを搭載できるドミノAxシリーズならプリンター立ち上げ時もスムーズ
  • 印字開始や停止の際にノズルを開閉する仕組みで外部からの空気を遮断。これによってインクが空気に触れてしまい、ノズルが詰まることがないよう設計

公式HPでスペックを確認してみる

導入事例から解決した
課題を確認する

開発機種・拠点の多さから探す!産業用インクジェットプリンター おすすめメーカー会社3選