産業用インクジェットプリンターメーカーガイド~サンプリ~ » 産業用インクジェットプリンターの国内メーカーリスト » コニカミノルタ

コニカミノルタ

コニカミノルタ

※引用元:コニカミノルタ公式サイト https://www.konicaminolta.jp/inkjet/products/index.html

コニカミノルタの主要プリンター

ナッセンジャー SP-1

ナッセンジャー SP-1

※引用元:コニカミノルタ公式サイトhttps://www.konicaminolta.jp/inkjet/products/textile_printers/nassenger_sp1/index.html

  • インクジェットヘッドの吐出不良ノズルをセンサーで感知する機能を搭載し、それを補完してプリントするための画像センサーによる濃度補正機能で均一な濃度でのプリント実現。
  • 固定したプリントユニットの下をベルト搬送される布(メディア)にプリントするシングルパス方式を採用

費用

公式HPに記載ありませんでした

製品仕様

製品名 ナッセンジャー SP-1
プリント方式 ドロップオンデマンドピエゾインクジェット方式
寸法 長さ 16,150 × 幅 5,435 × 高さ 2,540(mm)

ナッセンジャー 10

ナッセンジャー 10

※引用元:コニカミノルタ公式サイト https://www.konicaminolta.jp/inkjet/products/textile_printers/nassenger_10/index.html

  • コニカミノルタ開発の1024ノズルのインクジェットを72個搭載したことで、かつてない繊細なプリントを実現。
  • コニカミノルタ開発の発色のいい分散染料インクと反応染料インクを標準で8色搭載することで、プリンターの機能を最大限引き出すことが可能。

費用

公式HPに記載ありませんでした

製品仕様

製品名 ナッセンジャー 10
プリント方式 ドロップオンデマンドピエゾインクジェット方式
最大プリント幅 1,850mm

ナッセンジャー8(NASSENGER 8)

ナッセンジャー8 NASSENGER 8

※引用元:コニカミノルタ公式サイト https://www.konicaminolta.jp/

  • サンプルから小~中ロットの布地生産まで対応可能なテキスタイル専用インクジェットプリンター。解像度・安定性・表現力すべてにおいて高次元の仕上がりを実現します。
  • ノズル欠補完機能・画像処理技術を搭載し、ミスやノズル詰まりを自動補正。長時間運転の安定性にも配慮されています。
  • 最大4列36ヘッド搭載(オプション)+最大1,850mmのプリント幅で生産効率と表現力を両立。
  • 濃色/淡色インクの組み合わせにより、幾何学模様・グラデーション・細線も美しく表現。分散染料・反応染料・酸性染料の多色展開も魅力です。
  • ZDHC、bluesign®、GOTS、ECO PASSPORT認証取得済みインクに対応しており、サステナブルなデジタル捺染にも最適です。

費用

価格は個別見積(要問い合わせ)

製品仕様

製品名ナッセンジャー8(NASSENGER 8)
方式ドロップオンデマンドピエゾインクジェット方式
最大プリント幅1,850mm
最大布厚15mm
搭載ヘッド数2列16ヘッド(最大18ヘッド)または4列32ヘッド(最大36ヘッド)
ノズル数1024ノズル/ヘッド(水系)
インク種別 反応染料(11色)/分散染料(9色)/酸性染料(9色)
例:イエロー、マゼンタ、ブラック、オレンジ、グレイ、ピンク、スカイ 他
プリントモード(最大)最大480m²/h(4列)、最大260m²/h(2列)
プリント解像度解像度は非公開(高品位グラデーション・濃淡対応)
操作UIタッチパネル式/直感操作可能
使用温湿度15~30℃、40~70%RH(結露なきこと)
本体寸法W5,080×D2,010×H2,040mm(プリンター本体)
電源 プリンター:AC 単相 200-240V 30A
乾燥巻取り機:AC 三相 380V 50A
重量プリンター:約3,300kg、インクラック:約170kg
環境性能ZDHC-MRSL Ver.2.0、bluesign®、GOTS、ECO PASSPORT 対応インク

※仕様は変更になる可能性があります。詳しくはカタログをご確認ください。

ナッセンジャーPRO120(NASSENGER PRO120)

ナッセンジャーPRO120

※引用元:コニカミノルタ公式サイト https://www.konicaminolta.jp/

  • 最大毎時120m²の高速プリントと長時間連続生産を支える自動メンテナンス機能を搭載した、小~中ロット対応の産業用テキスタイルプリンターです。
  • 独自の高性能1024ノズルインクジェットヘッドを9個搭載。ヘッドは独立駆動方式で、高密度・高速プリントを可能にします。
  • 布しわ検知・布巻き込み検知・終端検知など、安定運転を支えるサポート機能を強化。履歴管理機能も搭載されています。
  • 1,800mmの最大布幅に対応し、アパレルから寝具・インテリアまで幅広い布製品へのプリントが可能。厚さ3mmのタオル生地にも対応します。
  • 9色対応の染料インク(反応/分散/酸性)を使用可能。いずれも環境認証取得済みで、サステナブルな捺染印刷に貢献します。

費用

価格は個別見積(要問い合わせ)

製品仕様

製品名ナッセンジャーPRO120(NASSENGER PRO120)
方式オンデマンドピエゾインクジェット方式
ヘッド構成1024ノズルヘッド × 9個(独立駆動)
プリント幅最大1,850mm(布幅330~1,800mm)
対応布厚最大3mm(※それ以上は要相談)
プリントモード 540×360dpi:120m²/h
540×720dpi:60m²/h
540×1080dpi / 900×720dpi:40m²/h
解像度360dpi~1440dpi
使用インク 反応染料 TYPE-P: Y, EXM, C, K, BL, GR, OR, PK, SK
分散染料 TYPE-A: Y, M, C, K, GR, PK, R, SK, V
酸性染料: Y, M, C, K, OR, BL, LM, LB, LC
インク容量インクタンク:6L/色、ボトル:5L/色
インク供給方式モータードライブポンプ供給
搬送方式連続ベルト搬送
メンテナンス自動メンテナンス(レーザー検知方式)
使用環境15~30℃、40~70%RH(結露なきこと)
本体サイズW4,830×D1,740×H2,080mm(パトランプ含)
乾燥巻取機サイズW2,760×D930×H1,200mm
本体重量プリンター:約1,600kg/乾燥巻取機:約250kg
電源仕様プリンター:AC200-240V 単相12A/乾燥機:AC200-240V 単相40A
環境性能ZDHC, bluesign®, GOTS, ECO PASSPORT認証インク対応

コニカミノルタの特徴

テキスタイル用の産業用インクジェットプリンター

コニカミノルタの産業用インクジェットプリンター「Nassengerシリーズ」は、インクを小液滴下して噴射することで、高画質な画像を再現することに成功したテキスタイル用プリンターです。

従来のスクリーン捺染で必要とされていた製版や色糊調合が不要なので、多品種小ロット生産を迅速に、低コストでできるようになったので注目されています。

高精細が得意なスキャン方式ではなく、スピード重視のシングルパス方式を採用することで高速印刷が可能になり、生産性を求められる産業用プリンターとして実用化しています。

安全性に配慮したインク

人体や環境への影響に配慮したインクの開発も行われています。

コニカミノルタの産業用インクジェットインクは、長年の写真事業で培った有機材料技術をもとに開発、製品化されています。特にナッセンジャーシリーズの純正インクは、高い堅牢度・高濃度が特長で、綿やシルク、ポリエステルなど様々なものに染色することができます。濃淡インクや特色インクを取り揃え、幅広い色を再現できるのが魅力です。タオルなど厚手の生地に浸透させることができるインクも用意し、用途の幅を広げています。これらのインクは全て、皮膚刺激性試験や目刺激性試験を行い、安全性や、環境に配慮したインクを製造しています。

高耐久性に優れたインクジェットヘッド

産業用インクジェットヘッドには、様々なインクに対応できる耐久性が必要です。

コニカミノルタのシェアモード型圧電素子インクジェットヘッドは、耐久性に優れた部品や、適した素材を用いて製造されているので、水系インクのような低粘度性のインクからUV硬化インクのような高粘度インクまで対応できるのが特長です。

POINT:コニカミノルタの
特徴をまとめると…

コニカミノルタのインクジェットプリンターは、シングルパス方式を採用することで高速印刷を可能にし、高耐久性に優れた インクジェットヘッドを搭載して、様々なインクに対応できるようにした産業用に特化したプリンターを実用化させています。開発した純正インクは環境や人体に優しい品質で、綿やシルクはもちろん、厚手の生地にもプリントできます。

なお、当サイトでは産業用インクジェットプリンターを製造・販売する国内メーカーについて調査しています。他にも様々なメーカーを紹介しているので、ぜひご確認ください。

コニカミノルタの事例紹介

京友禅の捺染装置

コニカミノルタの事例1

※引用元:コニカミノルタ公式サイトhttps://www.konicaminolta.jp/inkjet/products/textile_printers/userreport/kanei/index.html

  • 導入機器:ナッセンジャーV
  • 京都力結集エコ住宅「京エコハウス」の「京唐紙」にも使用されるような、通常溶剤系で作られる植物性固着剤を松ヤニなどの植物成分を含んだバインダーを製造に成功。
  • 鮮明なグラデーションが導入の決め手となった。
  • 京友禅競技大会でもコニカミノルタのインクジェットプリント2点が特殊染(機械捺染、インクジェット)優秀賞を受賞。ナッセンジャーVの再現力も評価されています。

染物を再現

コニカミノルタの事例2

※引用元:コニカミノルタ公式サイトhttps://www.konicaminolta.jp/inkjet/products/textile_printers/userreport/kyobi/index.html

  • 導入機器:ナッセンジャー
  • 他社製品と比較して、テキスタイルの捺染において、平均点が高いため導入。
  • コニカミノルタIJのメンテナンスやフォローの体制がしっかりしている。
  • インクジェットプリントの前処理から生産まで、コニカミノルタが一括で行っているところが強み。
  • 京友禅の図案ストックを生かして、様々な雑貨を製造することでビジネスの拡大につながった。

沖縄モノづくり、かりゆしウェアの捺染装置

コニカミノルタの事例3

※引用元:コニカミノルタ公式サイト https://www.konicaminolta.jp/inkjet/products/textile_printers/userreport/fujitaka/index.html

  • 使用機種:ナッセンジャーV
  • 沖縄独自のデザインを多品種、小ロット、短納期で製造することが可能。
  • 年間に100種、配色パターンが異なるものを含めると300種程度の異なるデザインのかりゆしウェアを商品化している。
  • 必要なところに必要な量だけ使用するためインク量も節約できる。
  • ドットが細かく、繊細なデザイン表現でも忠実に再現することができます。

コニカミノルタの会社情報

会社名 コニカミノルタ株式会社
所在地 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
電話番号 03-6250-2111
設立 1936年(昭和11年)12月22日
メンテ・修理拠点 TEL:0120-890597
 WEB:https://wwws.konicaminolta.net/neoqa/jp/instruments/input.php
URL https://www.konicaminolta.jp/inkjet/products/index.html

導入前に知っておきたい
産業用インクジェットプリンターとは

産業用インクジェットプリンター
各メーカーと製品の特徴をみる


課題解決から選ぶ!
産業用インクジェットプリンター
3

大量生産する食品や日用品、工業用製品へ消費期限やロット番号、バーコードなどを印字する産業用インクジェットプリンター。
既に導入しているプリンターの老朽化で故障頻度が上がった、印字品質の向上が必要になった、生産ラインのスピードアップに対応しなければならないなど、企業に応じて課題は様々です。ここでは、解決したい課題に合わせて、おすすめの産業用インクジェットプリンターをご紹介します。

大規模工場
生産性アップなら

KGK JET CCS7000
(メーカー:紀州技研工業)

KGK JET CCS7000

引用元:紀州技研工業
https://www.kishugiken.co.jp/product/ccs/

生産性アップにつながる理由

  • 産業IOTで国際標準として推奨されるプロトコル「OPC UA」の採用で、幅広い機器との連携が可能。プリンターの稼働状況を監視し、生産スケジュールの最適化やボトルネックの解消につなげられる。
  • 停止状態からわずか24秒で印字再開できるので、生産ラインのダウンタイムを抑えることができる。また本体は防塵防水規格のIP66に標準対応しているので、過酷な環境下でも安定した運用が可能。

公式HPでスペックを確認してみる

導入事例から解決した
課題を確認する

定期的メンテナンス
コスト削減
なら

Gravis UX2-D160J
(メーカー:日立産機システム)

Gravis UX2-D160J

引用元:日立産機システム
https://www.hitachi-ies.co.jp/products/marking/ijp/

コスト削減につながる理由

  • マーキング工程でプリンターを使用する製造ラインでは、長期間の使用によるノズルの詰まりなどのトラブルも発生。日立産機システムのプリンターを選ぶことで、定期点検や機械診断の定額制保守契約でラインを止めない対策を取ることができる
  • プリンターの休止時にインク経路の詰まりを予防する機能があるため、定期的なインク噴出と循環運転をし、インク詰まりを低減してくれる。

公式HPでスペックを確認してみる

導入事例から解決した
課題を確認する

寒冷地域印字不良
頻度を減らすなら

ドミノAxシリーズ Ax150i
(メーカー:ブラザーインダストリアルプリンティング)

ドミノAxシリーズ Ax150i

引用元:ブラザーインダストリアルプリンティング
https://bipj.brother.co.jp/printer/printer-1004/

印刷不良を減らす理由

  • 気温が低下すると、インクが固くなりインクの濃度が上がる。それによってインク粒の大きさを手動で調整し印字不良をなくす作業が必要。しかし、プリントヘッドにヒーターを搭載できるドミノAxシリーズならプリンター立ち上げ時もスムーズ
  • 印字開始や停止の際にノズルを開閉する仕組みで外部からの空気を遮断。これによってインクが空気に触れてしまい、ノズルが詰まることがないよう設計

公式HPでスペックを確認してみる

導入事例から解決した
課題を確認する

開発機種・拠点の多さから探す!産業用インクジェットプリンター おすすめメーカー会社3選