プリンターの「用途」も機種選びに必要な指標の一つです。特殊資材に印字したいのか、トラブルが強いものにしたいのか―その用途で適切な機種が代わります。
しかし、いくら専業メーカーであっても全ての機種を扱っている訳ではありません。そのため、プリンター選びをする際は、各メーカーの対応機種を知っておくことも大事です。
カタログや公式サイトの製品情報だけを見ても、その製品の全てを知ることはできません。「自社の製品には印字できなかった」「プリンターがライン速度に追いつけない」など、想像と現実の相違は余計なトラブルを招きかねないのです。製品を見ていきなり導入するのではなく、まずはデモ機を借りてテストを行い、実際の使用感を知っておきましょう。
産業用インクジェット
プリンターの
テスト印字や
デモ機を
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産業用インクジェットプリンターのインクには、毒性を含む「有機溶剤」が使用されている製品があり、「有機則(有機溶剤中毒予防規則)」の対象として使用条件が定められます。そこでおすすめなのが、有機溶剤を含まない「有機則非該当インク」。安全性の観点からも需要が高く、有機則非該当インクに対応しているメーカーも増えています。
電子部品やチューブなどの細かいもの(部分)に印字すると、その分文字も細かくなってしまい、文字潰れやインク滲みといったトラブルが起こることも。その場合、高解像度のプリンターを使うことで、細かい文字でも鮮明に読める状態で印字できます。細かいものに印字したい場合は、高解像度印字対応のメーカーを探してみましょう。
産業用インクジェット
プリンターの
小文字印刷・
細かいものへの印字を
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プリンターの性能を最大限に活かしたい場合、本体とインクを揃えるだけでは不十分。印刷物や作業環境によっては、周辺機器を揃えて初めて機能する場合もあれば、逆に装置一つ追加するだけで作業効率が大幅に向上するケースもあります。プリンター本体やインクについては勿論、オプション関連の相談も事前に行っておくべきです。
産業用インクジェット
プリンターの
周辺装置や
周辺機器の相談も
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プリンターのトラブルで特に多いのが、インク漏れ・詰まりなどのインクトラブル。作業中の急なトラブルに悩まされる業者も多く、洗浄システムだけでは復旧できないことも。無理に解決しようとすると悪化したり、最悪の場合は二次故障を誘発したりしてしまいます。安全を確保したいのであれば、トラブルに強いメーカーを探しましょう。
産業用インクジェット
プリンターの
インクトラブルに
強いメーカーを
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ハンディタイプとは、片手で使えるように軽量化されたプリンターです。サイズが小さい軽作業向きで、効率面では据置型よりも劣るものの、コンパクトで場所を取らないという利点があります。また、据置型に比べて低コストかつ導入も容易なうえ、多機能型のハイエンドモデルも増えており、ラインナップが充実しつつあります。
ハンディタイプの
産業用
インクジェットプリンターが
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ダンボールに印字できる産業用インクジェットプリンターは、大きく分けてオンデマンド式と連続式があります。それぞれの特徴や、産業用インクジェットプリンターのメリット、各メーカーの機種の特徴などを紹介します。
大量生産する食品や日用品、工業用製品へ消費期限やロット番号、バーコードなどを印字する産業用インクジェットプリンター。
既に導入しているプリンターの老朽化で故障頻度が上がった、印字品質の向上が必要になった、生産ラインのスピードアップに対応しなければならないなど、企業に応じて課題は様々です。ここでは、解決したい課題に合わせて、おすすめの産業用インクジェットプリンターをご紹介します。
大規模工場の
生産性アップなら
KGK JET CCS7000
(メーカー:紀州技研工業)
引用元:紀州技研工業
https://www.kishugiken.co.jp/product/ccs/
生産性アップにつながる理由
定期的なメンテナンス
コスト削減なら
Gravis UX2-D160J
(メーカー:日立産機システム)
引用元:日立産機システム
https://www.hitachi-ies.co.jp/products/marking/ijp/
コスト削減につながる理由
寒冷地域で印字不良の
頻度を減らすなら
ドミノAxシリーズ Ax150i
(メーカー:ブラザーインダストリアルプリンティング)
引用元:ブラザーインダストリアルプリンティング
https://bipj.brother.co.jp/printer/printer-1004/
印刷不良を減らす理由