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産業用インクジェットプリンターを導入することにより、今まで手作業で行っていたスタンプやシール・ラベル貼りなどを自動化することができるなど生産ラインを効率化できます。ここでは、産業用インクジェットプリンターの生産ラインへの組み込み方、構成のポイントなどをまとめました。
産業用インクジェットプリンターを生産ラインに組み込むことで、 コンベアを移動する製品に対してラインを止めることなく、そのまま印字することができます。また、インク滴を吐出して印字するため製品に触れることはありません。
生産ライン上で賞味期限やロット番号、バーコード、QRコード、会社ロゴなどを製品や包装に直接印字できるため、トレーサビリティを確保し、履歴や流通経路の管理が品質管理の向上につながります。
生産ラインに産業用インクジェットプリンターを組み込むときには、搬送コンベア上にプリントヘッドを設置するラインイン方式が基本です。アームロボットや搬送装置、印字検査装置と連動し、製品を検知するセンサーを設置して印字するタイミングを制御します。
組み込む場所を考える際には、まずコンベアの安定した直線部分やロボットアームの可動範囲内にすることが大切です。プリンター本体の設置スペースを確保するだけでなく、インクの交換やメンテナンスをする空間を確保することも重要です。
産業用インクジェットプリンターを生産ラインに組み込むインラインシステムは、コンベア上空などに設置してインクを噴射するプリントヘッド、印字データを編集するなどプリンタ制御を行うコントローラー(本体)、安定した圧力でインクを供給する装置によって構成されます。コンベアやセンサーと連携し、コンベアの速度に合わせて印字のタイミングを本体に伝える、印字速度を調整する装置であるエンコーダーも重要です。
MESやPLCなどの上位システム、生産ライン装置と連携させることで、ロット番号や日付など1つ1つ異なるデータでもリアルタイムで可変データの印字が可能となります。
産業用インクジェットプリンターを生産ラインに導入する際には、ライン速度に合わせて安定した印字速度を確保することが大切です。ライン速度と印字速度が合っているか、確認しておきましょう。また、品質不良を防ぐために、印字位置・角度・印字間隔の調整・設定も不可欠です。
プラスチックやフィルムなどインクが吸収しにくい素材もあるため、その際には速乾性インクを使う必要があります。異常を検知したときにアラームを表示する機能はほぼ標準搭載となっていますが、オプションとなっている場合は万が一に備えて導入するようにしておきましょう。ノズルつまりや印字位置ずれなどの異常を早期に検知し、ラインを停止することで不具合を、より少なく抑えることができます。
リモートでの遠隔監視機能があればリアルタイムでのデータ管理、遠隔サポートが可能となり、生産性向上や人的コストの削減につなげることができます。
産業用インクジェットプリンターを生産ラインに導入することで、人による作業の削減やミス防止などの効果が期待できます。インライン導入を行うにあたり、安定した印刷、生産効率アップのために設置スペース、配置などを設計段階でしっかり整理しておくことが求められます。
プリンター本体を設置するだけでなく、制御やセンサー、ネットワーク構成など、トータルで検討することが大切です。
大量生産する食品や日用品、工業用製品へ消費期限やロット番号、バーコードなどを印字する産業用インクジェットプリンター。
既に導入しているプリンターの老朽化で故障頻度が上がった、印字品質の向上が必要になった、生産ラインのスピードアップに対応しなければならないなど、企業に応じて課題は様々です。ここでは、解決したい課題に合わせて、おすすめの産業用インクジェットプリンターをご紹介します。
大規模工場の
生産性アップなら
KGK JET CCS7000
(メーカー:紀州技研工業)
引用元:紀州技研工業
https://www.kishugiken.co.jp/product/ccs/
生産性アップにつながる理由
定期的なメンテナンス
コスト削減なら
Gravis UX2-D160J
(メーカー:日立産機システム)
引用元:日立産機システム
https://www.hitachi-ies.co.jp/products/marking/ijp/
コスト削減につながる理由
寒冷地域で印字不良の
頻度を減らすなら
ドミノAxシリーズ Ax150i
(メーカー:ブラザーインダストリアルプリンティング)
引用元:ブラザーインダストリアルプリンティング
https://bipj.brother.co.jp/printer/printer-1004/
印刷不良を減らす理由