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産業用インクジェットプリンターのメンテナンス方法

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産業用インクジェットプリンターにはメンテナンスが必要でしょうか。必要だとしたら、どのようなメンテナンスが必要なのか、またメンテナンスを怠るとどうなるのかを解説します。

産業用インクジェットプリンターのメンテナンス方法

日々のメンテナンス

インクジェットプリンターは、液状のインクを細かい霧状に吹き付けて印刷します。そのためプリントヘッドが目詰まりするときれいに印刷できなくなります。

印刷後や一定時間未使用時には、ヘッドの自動クリーニングを行うことでインクの目詰まりを防ぎます。

またインクには使用期限があるため、使う際には確認しましょう。インクは液体なので直射日光・高温多湿を避け、未開封の場合は冷暗所に保管します。開封後は速やかにプリンターに装着してください。

インク中に含まれる異物を取り除くために、インクフィルターが設置されていますが、消耗品なので定期的に交換します。

印刷開始前の目視点検をするために1カ月に1回程度、ノズルチェックパターンの印刷を行い、かすれや色抜けがないか確認しましょう。

定期メンテナンス

メーカーの専門技術者による点検を行います。日常の点検では見つけにくい内部の異常発見を、早期に行うことが後々の故障や修理費用に大きく影響してきます。

メンテナンス契約を結ぶと、計画的な定期メンテナンスが受けられ、急な故障時にも迅速に対応してもらえます。

産業用インクジェットプリンターのメンテナンスを怠るとどうなる?

品質低下

インクジェットプリンターは、インクがプリントヘッドのノズル部分で乾燥して固まることがあります。インクの通り道が塞がれるため、かすれや印刷物の色ムラが発生します。

またプリンターのセンサーや搬送部の汚れが原因となり、印字がズレてしまうことがあります。

これらの品質低下により、印刷物の質も低下し、ブランドイメージに悪影響を及ぼす可能性があります。

コストの増加

メンテナンスを怠った結果、修理や部品交換が必要となり、高額になる可能性があります。

またプリンターの故障による生産ラインの停止は、納期遅延や機会損失などの大きなビジネスコストにもつながります。

目先のメンテナンス費用を惜しむと、かえって高額なコストがかかり、ビジネスチャンスも失うことがあります。

トラブル発生時の対処法

簡易的な解決策

印字がかすれる、色がきれいに出ないなどのトラブルの場合は、まず取扱説明書を確認しましょう。インク切れやインクフィルターの汚れを確かめ、ノズルチェックパターンの印刷やヘッドクリーニングを行い、自分で可能な範囲で対処します。

専門家への相談

自分でできる範囲でさまざまな方法を試しても解決しない場合には、無理に操作せず専門家へ相談するのがよいでしょう。

産業用インクジェットプリンターを扱うメーカーによっては、電話やメールなどで機器トラブルへのサポートに対応している場合もあります。産業用IJPの購入の際はそういったサポートがあるかもチェックしておくとよいでしょう。

メンテナンスコストを抑える賢い選び方

長期的な視点でプリンターを選ぶ

インクジェットプリンターは、インクやインクフィルターなど、ランニングコストがかかります。単に商品価格だけを見るのではなく、消耗品のコストがどれくらいかかるのか、メンテナンス契約はいくらなのかを考慮することが大切です。

長期的に利用することを考え、緊急時のサポート体制やメンテナンス契約の有無など、サポート体制が充実しているメーカーを選ぶと良いでしょう。

日々のメンテナンス習慣がコスト削減に

例えばヘッドクリーニングは、ノズルからインクを大量に送り出して固着したインクを流すため、インクを大量に消費します。自動でヘッドクリーニングを行う場合には、印刷していなくてもインクが消費されます。

それでも日々のメンテナンスこそが大きな故障や不具合を防ぎ、結果的にコスト削減につながります。

産業用インクジェットプリンターは日々のメンテナンスが大切

産業用インクジェットプリンターを快適に、長期的に利用するには、日々のメンテナンスが欠かせません。インクがもったいないからと、ヘッドクリーニングを怠ったり、インクフィルターの交換をしないでおくと、後から重大な故障へ繋がります。

余計に修理代が高額になったり、使用不可による業務への支障が出たりするため、日々のこまめなメンテナンスが大切です。


課題解決から選ぶ!
産業用インクジェットプリンター
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大量生産する食品や日用品、工業用製品へ消費期限やロット番号、バーコードなどを印字する産業用インクジェットプリンター。
既に導入しているプリンターの老朽化で故障頻度が上がった、印字品質の向上が必要になった、生産ラインのスピードアップに対応しなければならないなど、企業に応じて課題は様々です。ここでは、解決したい課題に合わせて、おすすめの産業用インクジェットプリンターをご紹介します。

大規模工場
生産性アップなら

KGK JET CCS7000
(メーカー:紀州技研工業)

KGK JET CCS7000

引用元:紀州技研工業
https://www.kishugiken.co.jp/product/ccs/

生産性アップにつながる理由

  • 産業IOTで国際標準として推奨されるプロトコル「OPC UA」の採用で、幅広い機器との連携が可能。プリンターの稼働状況を監視し、生産スケジュールの最適化やボトルネックの解消につなげられる。
  • 停止状態からわずか24秒で印字再開できるので、生産ラインのダウンタイムを抑えることができる。また本体は防塵防水規格のIP66に標準対応しているので、過酷な環境下でも安定した運用が可能。

公式HPでスペックを確認してみる

導入事例から解決した
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定期的メンテナンス
コスト削減
なら

Gravis UX2-D160J
(メーカー:日立産機システム)

Gravis UX2-D160J

引用元:日立産機システム
https://www.hitachi-ies.co.jp/products/marking/ijp/

コスト削減につながる理由

  • マーキング工程でプリンターを使用する製造ラインでは、長期間の使用によるノズルの詰まりなどのトラブルも発生。日立産機システムのプリンターを選ぶことで、定期点検や機械診断の定額制保守契約でラインを止めない対策を取ることができる
  • プリンターの休止時にインク経路の詰まりを予防する機能があるため、定期的なインク噴出と循環運転をし、インク詰まりを低減してくれる。

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寒冷地域印字不良
頻度を減らすなら

ドミノAxシリーズ Ax150i
(メーカー:ブラザーインダストリアルプリンティング)

ドミノAxシリーズ Ax150i

引用元:ブラザーインダストリアルプリンティング
https://bipj.brother.co.jp/printer/printer-1004/

印刷不良を減らす理由

  • 気温が低下すると、インクが固くなりインクの濃度が上がる。それによってインク粒の大きさを手動で調整し印字不良をなくす作業が必要。しかし、プリントヘッドにヒーターを搭載できるドミノAxシリーズならプリンター立ち上げ時もスムーズ
  • 印字開始や停止の際にノズルを開閉する仕組みで外部からの空気を遮断。これによってインクが空気に触れてしまい、ノズルが詰まることがないよう設計

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開発機種・拠点の多さから探す!産業用インクジェットプリンター おすすめメーカー会社3選