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インクジェットプリンターのノズル洗浄について、必要性や各メーカーの対策を紹介します。
産業用インクジェットプリンターのノズルは、ノズル口に付着したインクを除去するために行う必要があります。ノズル口にインクが付着すると固まってしまい、うまく印字ができなくなる原因になります。そのため、プリントヘッドのカバーを取り外して、中に付着したインクを洗浄しなければなりません。
ノズル洗浄を行わないと、製造ラインがインクで汚れたり、印字がうまくできなかったり、インクが垂れたりとトラブルにつながります。
ノズル洗浄は難しい作業ではなく、手作業でも数分あれば完了します。きれいに印字するにはノズル洗浄は必須ですが、台数が多いと洗浄に手間や時間がかかり負担になってしまいます。
そこで各メーカーでは、ノズル洗浄の手間を省けるインクジェットプリンターを開発・提供しています。
ノズル洗浄対策では、
「洗浄できること」だけでなく“洗浄負荷を減らせる機構があるか”も重要です
産業用インクジェットプリンターは、ノズル内部やノズル口にインクが付着・固化すると、かすれや印字抜け、インク飛散などのトラブルが発生しやすくなります。そのため、安定した印字品質を維持するには、定期的なノズル洗浄やメンテナンスが欠かせません。
しかし、製造現場では複数台のプリンターを運用するケースも多く、手作業による洗浄は大きな負担になります。特に24時間稼働ラインや頻繁に停止・再起動を行う環境では、洗浄作業が生産性低下や作業工数増加につながる場合も少なくありません。
そのため、近年は自動洗浄機能やノズルシーリング機構、インク循環機構などを搭載し、ノズル汚れ自体を発生しにくくする産業用インクジェットプリンターが増えています。こうした機能は、印字品質の安定化だけでなく、洗浄液や溶剤消費量の削減、メンテナンス負荷軽減にもつながります。
当サイトでは、自動洗浄機能・低メンテナンス性・高速ライン対応など、課題別に産業用インクジェットプリンターメーカーを紹介しています。
印字品質維持や保守負担軽減を検討する際の参考にしてください。
ブラザーインダストリアルプリンティングでは、インクジェットプリンターにノズルシーリング機能を搭載した製品を提供しています。
ノズルシーリング機能は、内部にあるインクが出るのをノズルで塞ぐことで、インク垂れを防止する機能です。あわせて、自動洗浄機能も搭載し、プリンタの停止時にノズル・ガター・ガンボディを洗浄液で自動洗浄します。
不要な部分はぬらさずに洗浄するため、洗浄液やインクがプリントヘッドの外側に付着することはありません。
汚れにくいうえに自動洗浄してくれるので、煩雑な洗浄作業にかかる手間を削減できます。
参照元:ブラザーインダストリアルプリンティング公式サイト(https://bipj.brother.co.jp/pickup/pickup-1071/)
紀州技研のインクジェットプリンターには、新しく開発した特許取得済みの機能「「AIR SCUDO®(特許取得)」を搭載しています。
エアシールド効果でヘッド内部の汚れを大きく削減し、洗浄回数や洗浄にかかるコストを軽減できます。インクミストの跳ね返りも抑えているので、ヘッド内部へのインクの跳ね返りも低減できるのが特徴です。
紀州技研のインクジェットプリンター「KGK JET CCS7000」は、ノズルキャッピング機構を採用しています。
長期間運転を休止する際には一定間隔でインクを循環させる「インターバル機構」が働くため、インクの粘度変化と固化を防ぐことが可能です。
洗浄が必要ないためヘッド内のインクを溶剤に置き換える必要がなく、溶剤の消費も削減できます。
参照元:紀州技研工業公式サイト(https://www.kishugiken.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/2ee69935d21a243a42e1fd4828687e1c.pdf)
日立産機システムのヘッド洗浄ユニット付きモデルのインクジェットプリンターは、簡単操作で自動洗浄ができます。自動洗浄なので、洗浄中は別の作業が可能です。
洗浄ユニット内で印字ヘッドを洗浄するため、周囲や手を汚すことなく洗浄できます。
洗浄から乾燥までが自動運転になっており、通常モードと念入りモードで洗浄具合を選べます。簡単に取り外しができる捕集シートもあり、インクミストを捕集シートに付着させるため、ノズルの汚れを低減することが可能です。
参照元:日立産機システム公式サイト(https://hitachi-ies.co.jp/products/marking/ijp/headwash/index.html)
A. ノズル口でインクが固まってしまい、文字のかすれや印字抜けなどの印字不良を引き起こします。また、インクが変な方向へ飛んで製品や製造ラインを汚してしまう原因にもなります。
A. 作業自体は数分程度で終わります。しかし、工場に何台もプリンターがある場合や、頻繁に停止・再稼働を繰り返す場合は、洗浄の手間が積み重なり、作業員の大きな負担となってしまいます。
A. プリンターの電源を切る際や再稼働する際に、専用の洗浄液を使ってノズルや内部の経路を自動で洗い流す仕組みです。手を汚さず、洗浄中も別の作業ができるため、大幅な業務効率化につながります。
A. はい、あります。例えば、インクを常に循環させて固まりにくくする機構や、稼働中に空気の層(エアシールド)を作ってインクの飛び散り(ミスト)がノズルに戻るのを防ぐ技術など、各メーカーが汚れを未然に防ぐ機能を開発しています。
大量生産する食品や日用品、工業用製品へ消費期限やロット番号、バーコードなどを印字する産業用インクジェットプリンター。
既に導入しているプリンターの老朽化で故障頻度が上がった、印字品質の向上が必要になった、生産ラインのスピードアップに対応しなければならないなど、企業に応じて課題は様々です。ここでは、解決したい課題に合わせて、おすすめの産業用インクジェットプリンターをご紹介します。
大規模工場の
生産性アップなら
KGK JET CCS7000
(メーカー:紀州技研工業)
引用元:紀州技研工業
https://www.kishugiken.co.jp/product/ccs/
生産性アップにつながる理由
定期的なメンテナンス
コスト削減なら
Gravis UX2-D160J
(メーカー:日立産機システム)
引用元:日立産機システム
https://www.hitachi-ies.co.jp/products/marking/ijp/
コスト削減につながる理由
寒冷地域で印字不良の
頻度を減らすなら
ドミノAxシリーズ Ax150i
(メーカー:ブラザーインダストリアルプリンティング)
引用元:ブラザーインダストリアルプリンティング
https://bipj.brother.co.jp/printer/printer-1004/
印刷不良を減らす理由