日本文化精工
※引用元:日本文化精工公式サイト https://www.npt-print.co.jp/index.html
日本文化精工の主要プリンター
高速機(1pass 600dpi)印刷ステージ往復タイプ
※引用元:日本文化精工公式サイト https://www.npt-print.co.jp/product/ijp/ijp.html
- 400~800mm/secの速度で印刷されるため、多数個取治具を使用することで、小サイズのワーク3,600個/時の高速処理を行うことができる。
- ワーク(印刷)ステージが往復するタイプなので往復回数を増やすことで、1200dpi以上の高精細モードも可能。
製品仕様
製品名 |
高速機(1pass 600dpi)印刷ステージ往復タイプ |
色数 |
W(白)+Y,M,C,K(UVインキ) |
印刷速度 |
400~800mm/sec |
曲面(円筒用)インクジェット印刷機
※引用元:日本文化精工公式サイト https://www.npt-print.co.jp/product/ijp/ijp.html
- 医療用シリンジや筆記具、ボトルや化粧品容器など円筒状のワークに適している。
- ワークの給排をロボットが行うため、ほぼ無人で稼働できる。
- 曲面のワークを回転しながら印刷・硬化することにより、全周で繋ぎ目のない印刷が可能。
製品仕様
製品名 |
曲面(円筒用)インクジェット印刷機 |
解像度 |
600dpi以上 |
日本文化精工の特徴
産業用印刷機を一台からカスタマイズ
日本文化精工は産業、工業製品用のインクジェットプリンターのメーカーです。自社製品としての既製品はなく、3社の国産インクジェットヘッドと、約10社のインクやペーストを組み合わせて、お客様の用途や仕様に合わせたプリンターをカスタマイズし、一台から設計、製作しています。
産業用途で使われるIJPには高速性が必要と考え、UVインキを使用する1pass、600dpi印刷を基本コンセプトに、高精細な印刷でも高速性が維持できるプリンターを設計しています。
これまでのカスタマイズ印刷機で培ったハンドリング技術を活かして、真空密着プリンターやシール剤・ガスケット剤自動塗布機など、様々な分野の省力化・自動化・無人化装置を設計、製作しています。
対応できる印刷方式が豊富
日本文化精工が製作するインクジェットプリンターは、様々な形状、材質の産業製品に印刷できるよう設計されています。平面や曲面はもちろん、凹凸のある製品や多面体印刷、ワイドフォーマットの印刷も可能です。また、データを操作するだけでデザインを立体表現にする2.5D印刷もできます。
曲面や円筒製品に継ぎ目なしで印刷できるエンドレス印刷、シリアルナンバーなどの可変データ印刷、円筒状の内面にパターンを形成する円筒内面印刷など、従来の印刷方法では難しい方式にも対応できるのが特徴です。
インクやペーストとヘッドの適性評価も行う
日本文化精工では、お客様が開発したり、探してきたインクジェット用インクやペーストと、インクジェットヘッドと適正があるかどうかの評価も行っています。常設のIJPテスト装置で、密着テストや波形調査なども引き受けています。
他にも、インキペースト吐出観測装置もあり、UVインキ、水性インキ、レジストインキ、導電ペーストなどが綺麗に飛翔するようインクの温度やヘッドの調節ができます。開発中のインクやペーストの製品化に役立てるための装置を提供しています。
POINT:日本文化精工の
特徴をまとめると…
日本文化精工は、一台一台、お客様のニーズに合わせたインクジェットプリンターを製作することで、印刷物の高速化、高精細化、自動化などを実現しています。様々な材質、形状の産業製品に印刷できる方式を多数取り入れてプリンターを設計、製作しています。
インクジェット印刷の可能性を広げるお手伝いとして、開発途中のインクの密着テストやインクジェットヘッドとの適正評価なども行っています。
なお、当サイトでは産業用インクジェットプリンターを製造・販売する国内メーカーについて調査しています。他にも様々なメーカーを紹介しているので、ぜひご確認ください。
おすすめの産業用
インクジェットプリンター
メーカーをチェック
日本文化精工の事例紹介
ワーク給排機構付 全自動高速IJP
※引用元:日本文化精工公式サイト https://www.npt-print.co.jp/product/ijp/ijp.html
- ワークをベルトに自動供給して搬送できるため、全自動で作業が可能です。
- 印刷→UV照射→そのまま排出の一方通行で処理できるので、「印刷ステージ往復タイプ」と比較しても処理能力が大幅にアップしています。
- オンデマンド印刷(小ロット印刷)が可能でなので、少数多品種の製品への印刷コストを削減できます。
- IJPの特長である非接触印刷なので、凹凸のある板やピンポン玉などへの印刷にも適しています。
フルカラー曲面IJP(ものづくり開発商品)
※引用元:日本文化精工公式サイト https://www.npt-print.co.jp/product/ijp/ijp.html
- ワークを回転させながら印刷するため、継ぎ目のない印刷が可能です。
- 解像度600dpi以上のフルカラー高精細印刷が魅力です。
- ゴルフクラブ、杖、釣竿、ストック、家具類の脚等に個性的でカラフルな印刷ができます。
- 円柱だけでなく、円錐形ワークの印刷にも適しています。
エッチングレジスト用IJP
※引用元:日本文化精工公式サイト https://www.npt-print.co.jp/product/ijp/ijp.html
- ワーク給排機構を取り付けることで全自動レジスト印刷機になります。
- 印刷モードをマルチパスにすると900dpi、1,200dpi以上の高精細印刷も可能です。
- ゴミ取りローラー、アライメント用カメラ、X,Y,θ機能付き印刷ステージが装備されています。
- デジタル(無版)印刷のIJP方式で、小ロット多品種のPCB(プリント基板)や銘板などに性能を発揮しています。
日本文化精工の会社情報
会社名 |
日本文化精工株式会社 |
所在地 |
東京都目黒区碑文谷2-10-27 |
電話番号 |
03-3711-5741 |
設立 |
1940年9月18日 |
メンテ・修理拠点 |
公式ページに記載なし |
URL |
https://www.npt-print.co.jp/product/ijp/ijp.html |
導入前に知っておきたい
産業用インクジェットプリンターとは
産業用インクジェットプリンター
メーカー一覧をみる
課題解決から選ぶ!
産業用インクジェットプリンター
3選
大量生産する食品や日用品、工業用製品へ消費期限やロット番号、バーコードなどを印字する産業用インクジェットプリンター。
既に導入しているプリンターの老朽化で故障頻度が上がった、印字品質の向上が必要になった、生産ラインのスピードアップに対応しなければならないなど、企業に応じて課題は様々です。ここでは、解決したい課題に合わせて、おすすめの産業用インクジェットプリンターをご紹介します。
大規模工場の
生産性アップなら
KGK JET CCS7000
(メーカー:紀州技研工業)
引用元:紀州技研工業
https://www.kishugiken.co.jp/product/ccs/
生産性アップにつながる理由
- 産業IOTで国際標準として推奨されるプロトコル「OPC UA」の採用で、幅広い機器との連携が可能。プリンターの稼働状況を監視し、生産スケジュールの最適化やボトルネックの解消につなげられる。
- 停止状態からわずか24秒で印字再開できるので、生産ラインのダウンタイムを抑えることができる。また本体は防塵防水規格のIP66に標準対応しているので、過酷な環境下でも安定した運用が可能。
公式HPでスペックを確認してみる
導入事例から解決した
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定期的なメンテナンス
コスト削減なら
Gravis UX2-D160J
(メーカー:日立産機システム)
引用元:日立産機システム
https://www.hitachi-ies.co.jp/products/marking/ijp/
コスト削減につながる理由
- マーキング工程でプリンターを使用する製造ラインでは、長期間の使用によるノズルの詰まりなどのトラブルも発生。日立産機システムのプリンターを選ぶことで、定期点検や機械診断の定額制保守契約でラインを止めない対策を取ることができる。
- プリンターの休止時にインク経路の詰まりを予防する機能があるため、定期的なインク噴出と循環運転をし、インク詰まりを低減してくれる。
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寒冷地域で印字不良の
頻度を減らすなら
ドミノAxシリーズ Ax150i
(メーカー:ブラザーインダストリアルプリンティング)
引用元:ブラザーインダストリアルプリンティング
https://bipj.brother.co.jp/printer/printer-1004/
印刷不良を減らす理由
- 気温が低下すると、インクが固くなりインクの濃度が上がる。それによってインク粒の大きさを手動で調整し印字不良をなくす作業が必要。しかし、プリントヘッドにヒーターを搭載できるドミノAxシリーズならプリンター立ち上げ時もスムーズ。
- 印字開始や停止の際にノズルを開閉する仕組みで外部からの空気を遮断。これによってインクが空気に触れてしまい、ノズルが詰まることがないよう設計。
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