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FUJIFILM

FUJIFILM

※引用元:FUJIFILM公式サイト https://www.fujifilm.com/jp/ja/

FUJIFILMの主要プリンター

マテリアルプリンターDMP-2850

マテリアルプリンターDMP-2850

※引用元:FUJIFILM公式サイト https://www.fujifilm.com/jp/ja/business/manufacturing-process/inkjet/dimatix

  • 富士フイルム独自のインクジェット技術『FUJIFILM Inkjet Technology』(FIT)により高水準の汎用性、操作性、経済性を兼ね備えています。
  • 専用の使い切りカートリッジに対応していて、カートリッジの取り換えが迅速にできます。
  • 溶剤系・UV系・水系の広範な種類の液や、高粘度の駅にも対応しています。
  • プラスチック・ガラス・金属シート・シリコン・細胞膜・ゲル・薄膜・紙などにプリント可能です。

費用

公式HPに記載ありませんでした

製品仕様

製品名 マテリアルプリンターDMP-2850
プリント可能領域 210x315mm(基材厚0.5mm未満の場合)
210x260mm(基材厚0.5mm以上25mm以下の場合)
基材ホルダー バキューム吸着方式(ポンプ内蔵)、基材ホルダー面の加温調節 最大60℃
基材厚 0.05~25mm
外形寸法 68(幅)x59(奥行)x42(高さ)cm(プリンター本体のみ)
重量 51kg(プリンター本体のみ)

枚葉型インクジェットデジタルプレスJet Press 750S

枚葉型インクジェットデジタルプレスJet Press 750S

※引用元:FUJIFILM公式サイト https://www.fujifilm.com/jp/ja/business/graphic/digitalinkjet/jetpress750s

  • オフセットを凌駕するほどの美しい鮮やかな階調表現をすることができ、革新的な高画質を再現することができます。
  • スピードが一段と早くなり1時間当たり3600枚の世界最速スピードで印刷が可能。短納期ニーズにも対応することができます。

費用

2.2億円

参照元:DPTRENDS公式サイト https://dptrends.pjl.co.jp/news/2019/03/849.html#:~:text=%E6%9C%80%E5%A4%A7%E7%94%A8%E7%B4%99%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%82%82750%C3%97585%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%81%AB%E6%8B%A1%E5%A4%A7&text=%E3%81%BE%E3%81%9A%E3%81%AF%E5%9B%BD%E5%86%85%E3%81%8B%E3%82%89%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E3%82%92,2%E5%84%84%E5%86%86%EF%BC%88%E7%A8%8E%E5%88%A5%EF%BC%89%E3%80%82

製品仕様

製品名 枚葉型インクジェットデジタルプレスJet Press 750S
印刷速度 3600枚 / 時±5%
ヘッドモジュール Sambaテクノロジーヘッド
装置サイズ 本体サイズ: L 7.30m × W 2.65m × H 2.06m / 設置面積: 10m × 5.2m
最大印刷用紙サイズ 750mm × 585mm
用紙厚 片面: 0.07~0.34mm、両面 0.105~0.34mm

FUJIFILMの特徴

インクへのこだわり

富士フィルムのインクは、インクジェットの専門家と研究開発した技術により、5つのことに特化したシステムを導入しています。 顔料の選択を行う際に一般的なカラーインデックスで利用可能な高強度の分散を行っています。

また、安定性や製剤の柔軟性のために定式化を行い、インクが出やすくなるような流体安定性、最適な噴射ができることにも注力しています。 信頼性の高いプリンターであることを証明するために、高品質で幅広い用途に適したインクを作っています。

さらに富士フィルムではRxDと呼ばれる反応性分散架橋技術を用いて、3つの安定化モードを作成し分散性に優れたインクを生成しています。

高性能ヘッドを多数取り揃えている

富士フィルムでは、産業用途に適したインクジェットヘッドとして、ピエゾ駆動方式によるオンデマンド・インクジェットヘッドを採用しています。高耐久性、高速性、高精度の特長を兼ね備えたもので、ワイドファーマプリンターやプリンタブル・エレクトロニクスなどの応用分野にも活用することができるように多くの製品ラインナップを取り揃えています。

種類は高性能インクジェットヘッド(グレースケール対応、インク循環機構付)、高性能インクジェットヘッド(グレースケール対応)、汎用インクジェットヘッド、デポジション用インクジェットヘッド・特殊インクジェットヘッドがあります。

Samba JPCを活用

Samba JPCは、富士フィルムが世界で評価されているJet Pressのインクジェット技術をコンポーネント化したものです。デジタル印刷機開発に向けて、ユニットを提供しています。Samba JPCを活用することで1200dpi・シングルパス方式で高画質のインクジェット印刷装置の開発サイクルを短縮することができます。

ユニットの種類は、水性インク向けが4種類、UVインク向けが2種類の各種インク別ユニットの他に、共通ユニット7種類と豊富にそろっていて、各ユニット単体での提供はもちろん、一部カスタマイズ対応も行っているので、要望に合わせた構成で使用できます。

POINT:FUJIFILMの
特徴をまとめると…

富士フィルムの産業用インクジェットプリンターは、研究開発用途向けの仕様になっています。その機能を十分に発揮するインクやインクジェットヘッドにこだわりをもって開発し、提供しています。高性能なプリンターを目指すために、インクの技術を高めることや世界が認めるJet Pressのインクジェット技術のコンポーネント化を行ない、カスタマイズ可能な状態で提供することで、インクジェット印刷装置の開発に貢献しています。

なお、当サイトでは産業用インクジェットプリンターを製造・販売する国内メーカーについて調査しています。他にも様々なメーカーを紹介しているので、ぜひご確認ください。

おすすめの産業用
インクジェットプリンター
メーカーをチェック

FUJIFILMの事例紹介

小ロット・多品種対応でテストマーケティングや在庫削減に貢献

 FUJIFILMの事例1

※引用元:FUJIFILM公式サイト https://fg-platz.fujifilm.com/case-study/6013-20210702140000/

  • 使用機種:Jet Press 540WV
  • 導入することで半年で1回の製造ができるようになり、在庫管理がしやすいようになりました。
  • 食品の値段や内容量の変更にも対応できるよう、少ロットでの製造のニーズに応えています。
  • レトルトパウチのようなインクの耐熱性が必要な場合にも適しています。

独自の企画提案が可能になり、社内改革にもつながった

 FUJIFILMの事例2

※引用元:FUJIFILM公式サイト https://fg-platz.fujifilm.com/case-study/2448-20200228100011/

  • 導入事例:Jet Press 750S
  • 小ロット多品種の方向にシフトしていっている印刷業界で、今後生き残るために印刷、企画、デザインの両方で勝負ができるよう導入されています
  • 写真のRBGデータをストレートに出力することができます。
  • 印刷スピードが格段に速く、製造期間の短縮、小ロット印刷のコスト削減などが実現できました。
  • オフセットでは困難だった多彩なバリエーション展開を実現できます。

FUJIFILMの会社情報

会社名 富士フイルム株式会社
所在地 [東京ミッドタウン本社] 東京都港区赤坂9-7-3
電話番号 03-6271-3111
設立 2006年10月2日
メンテ・修理拠点 FFGSサポートタウン(https://www.ffgs-sup.jp/)
URL https://www.fujifilm.com/jp/ja/about/corporate/overview

導入前に知っておきたい
産業用インクジェットプリンターとは

産業用インクジェットプリンター
各メーカーと製品の特徴をみる


課題解決から選ぶ!
産業用インクジェットプリンター
3

大量生産する食品や日用品、工業用製品へ消費期限やロット番号、バーコードなどを印字する産業用インクジェットプリンター。
既に導入しているプリンターの老朽化で故障頻度が上がった、印字品質の向上が必要になった、生産ラインのスピードアップに対応しなければならないなど、企業に応じて課題は様々です。ここでは、解決したい課題に合わせて、おすすめの産業用インクジェットプリンターをご紹介します。

大規模工場
生産性アップなら

KGK JET CCS7000
(メーカー:紀州技研工業)

KGK JET CCS7000

引用元:紀州技研工業
https://www.kishugiken.co.jp/product/ccs/

生産性アップにつながる理由

  • 産業IOTで国際標準として推奨されるプロトコル「OPC UA」の採用で、幅広い機器との連携が可能。プリンターの稼働状況を監視し、生産スケジュールの最適化やボトルネックの解消につなげられる。
  • 停止状態からわずか24秒で印字再開できるので、生産ラインのダウンタイムを抑えることができる。また本体は防塵防水規格のIP66に標準対応しているので、過酷な環境下でも安定した運用が可能。

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導入事例から解決した
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定期的メンテナンス
コスト削減
なら

Gravis UX2-D160J
(メーカー:日立産機システム)

Gravis UX2-D160J

引用元:日立産機システム
https://www.hitachi-ies.co.jp/products/marking/ijp/

コスト削減につながる理由

  • マーキング工程でプリンターを使用する製造ラインでは、長期間の使用によるノズルの詰まりなどのトラブルも発生。日立産機システムのプリンターを選ぶことで、定期点検や機械診断の定額制保守契約でラインを止めない対策を取ることができる
  • プリンターの休止時にインク経路の詰まりを予防する機能があるため、定期的なインク噴出と循環運転をし、インク詰まりを低減してくれる。

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寒冷地域印字不良
頻度を減らすなら

ドミノAxシリーズ Ax150i
(メーカー:ブラザーインダストリアルプリンティング)

ドミノAxシリーズ Ax150i

引用元:ブラザーインダストリアルプリンティング
https://bipj.brother.co.jp/printer/printer-1004/

印刷不良を減らす理由

  • 気温が低下すると、インクが固くなりインクの濃度が上がる。それによってインク粒の大きさを手動で調整し印字不良をなくす作業が必要。しかし、プリントヘッドにヒーターを搭載できるドミノAxシリーズならプリンター立ち上げ時もスムーズ
  • 印字開始や停止の際にノズルを開閉する仕組みで外部からの空気を遮断。これによってインクが空気に触れてしまい、ノズルが詰まることがないよう設計

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開発機種・拠点の多さから探す!産業用インクジェットプリンター おすすめメーカー会社3選