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ドロップオンデマンド方式について

産業用インクジェットプリンターの
ドロップオンデマンド方式について

公開日: |最終更新日時:

産業用インクジェットプリンターの印字方式の1つであるドロップオンデマンド方式とは、印刷に必要なときにだけインクを吐出できる技術です。ここでは、ドロップオンデマンド方式の概要や主な用途、導入時の注意点などをまとめました。ぜひ参考にしてください。

産業用インクジェットプリンターとは

産業用インクジェットプリンターは、工場などで製品に直接非接触で賞味期限やロット番号、会社のロゴなどを印字するための機器です。

生産ラインに設置して使用するのが基本で、メーカーによっていろいろな機種や形式があります。印字する素材は樹脂、金属、フィルム、ペットボトル、段ボールなど幅広く対応できます。印刷方式としてはインクを常時循環させて噴射するコンティニュアス方式(CIJ)と必要な時だけインクを吐出するドロップオンデマンド方式(DOD)があります。

導入前に知っておきたい
産業用インクジェットプリンターとは

ドロップオンデマンド方式とは

ドロップオンデマンド方式は、縦に並んだノズルから必要な時に必要な部分のインク滴を吐出します。必要な分のインクしか噴射しないので無駄なインク消費を抑えやすい、小さな文字や複雑なバーコードでも印刷できるといったメリットがあります。

ドロップオンデマンド方式はさらに3つの方式に分けることができます。

  • サーマル方式:ヒーターでインクを加熱して発生した気泡の力で吐出させる
  • ピエゾ方式:電圧を加えると体積が変わるピエゾ素子を利用してインクを押し出す
  • バルブ方式:バルブを開閉することで加圧されたインクを噴射する

どんな用途で使われるか

ドロップオンデマンド方式は、高解像度で文字やバーコードなどの印刷に適しています。

  • 製造日
  • ロット番号
  • 賞味期限・使用期限
  • バーコード
  • QRコード
  • 社名ロゴ・マーク
  • 画像
  • 品名
  • 成分表示
小ロット、多品種に対応でき、必要な分だけ印刷できるため在庫ロスも少ないため様々な用途で活用できます。

導入時に確認したいポイント

ドロップオンデマンド方式を導入する際には、素材によってインクが定着しにくい場合があるので印字対象の材質に対応しているかどうかを確認する必要があります。また、印字の細かさなど解像度を確認し、繊細なバーコードや細かい文字情報が適切に印字できるかもチェックしておきましょう。また、生産を安定させるためには、必要とする印字速度に対応できることも重要です。

保守・メンテナンス、運用面では、インクの乾燥性や耐久性はどうか、自動メンテナンス機能があるか、メーカーのサポート体制はどうなっているかなども確認が必要です。ランニングコストも計算しておきましょう。メンテナンス頻度が高くなるようであれば、運用担当者に負担がかかるため注意が必要です。

導入を検討する際の注意点

産業用のインクジェットプリンターを導入する際には、設置スペースやライン構成を確認します。既存設備と連携できるかどうかも重要なポイントです。

印刷ミスを防ぐため、印字検査システムの導入や自動でのデータ連携、インクやクリーニング液の適切な管理やメンテナンスについても体制を整えます。

実際に導入する際には、実際のインクや印刷する対象物を使ってテスト印刷を実施することが重要です。文字の鮮明さ、バーコードの読取り精度などをしっかり確認しておきましょう。

ドロップオンデマンド方式はインク効率が良く解像度も高い

ドロップオンデマンド方式は印字が必要な瞬間インクを吐出する方式で、高解像度での印刷が可能です。鮮明なバーコード、画像印字を様々な素材の製品に行うことができますし、インクの無駄を減らせるためコストも抑えられます。

ドロップオンデマンド方式は用途に合えば導入効果が期待できますが、設置スペースや既存設備との連携など確認すべきポイントもあります。自社に合うかどうか、運用・保守面も含めて確認することが大切です。


課題解決から選ぶ!
産業用インクジェットプリンター
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大量生産する食品や日用品、工業用製品へ消費期限やロット番号、バーコードなどを印字する産業用インクジェットプリンター。
既に導入しているプリンターの老朽化で故障頻度が上がった、印字品質の向上が必要になった、生産ラインのスピードアップに対応しなければならないなど、企業に応じて課題は様々です。ここでは、解決したい課題に合わせて、おすすめの産業用インクジェットプリンターをご紹介します。

大規模工場
生産性アップなら

KGK JET CCS7000
(メーカー:紀州技研工業)

KGK JET CCS7000

引用元:紀州技研工業
https://www.kishugiken.co.jp/product/ccs/

生産性アップにつながる理由

  • 産業IOTで国際標準として推奨されるプロトコル「OPC UA」の採用で、幅広い機器との連携が可能。プリンターの稼働状況を監視し、生産スケジュールの最適化やボトルネックの解消につなげられる。
  • 停止状態からわずか24秒で印字再開できるので、生産ラインのダウンタイムを抑えることができる。また本体は防塵防水規格のIP66に標準対応しているので、過酷な環境下でも安定した運用が可能。

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導入事例から解決した
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定期的メンテナンス
コスト削減
なら

Gravis UX2-D160J
(メーカー:日立産機システム)

Gravis UX2-D160J

引用元:日立産機システム
https://www.hitachi-ies.co.jp/products/marking/ijp/

コスト削減につながる理由

  • マーキング工程でプリンターを使用する製造ラインでは、長期間の使用によるノズルの詰まりなどのトラブルも発生。日立産機システムのプリンターを選ぶことで、定期点検や機械診断の定額制保守契約でラインを止めない対策を取ることができる
  • プリンターの休止時にインク経路の詰まりを予防する機能があるため、定期的なインク噴出と循環運転をし、インク詰まりを低減してくれる。

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寒冷地域印字不良
頻度を減らすなら

ドミノAxシリーズ Ax150i
(メーカー:ブラザーインダストリアルプリンティング)

ドミノAxシリーズ Ax150i

引用元:ブラザーインダストリアルプリンティング
https://bipj.brother.co.jp/printer/printer-1004/

印刷不良を減らす理由

  • 気温が低下すると、インクが固くなりインクの濃度が上がる。それによってインク粒の大きさを手動で調整し印字不良をなくす作業が必要。しかし、プリントヘッドにヒーターを搭載できるドミノAxシリーズならプリンター立ち上げ時もスムーズ
  • 印字開始や停止の際にノズルを開閉する仕組みで外部からの空気を遮断。これによってインクが空気に触れてしまい、ノズルが詰まることがないよう設計

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開発機種・拠点の多さから探す!産業用インクジェットプリンター おすすめメーカー会社3選